2025/06/17
糖尿病患者の包皮トラブルには、明確な医学的根拠があります。
高血糖状態が続くと「糖毒性」により小血管障害が発生し、包皮への血流が悪化します。
これにより傷の治癒に必要な酸素や栄養素が十分に届かず、自然治癒力が大幅に低下してしまいます。
糖化最終生成物(AGEs)の蓄積により、包皮のコラーゲンが変性し、皮膚の弾力性が失われます。
その結果、包皮が硬くなり切れやすくなる一方で、一度損傷すると瘢痕化(傷が治る過程のことです)により更に硬くなる悪循環が生まれます。
高血糖は白血球の機能を抑制し、感染に対する防御力を低下させます。
小さな傷でも細菌やカンジダ菌の感染が起こりやすくなり、炎症が長期化・慢性化してしまいます。
SGLT2阻害薬(ジャンドラ、インボカナ、フォシーガなど)を服用している場合、尿中に糖分が排出されることで、その尿が細菌の繁殖を促進し包皮炎や性感染症の発症リスクを高めます。
糖尿病による包皮炎は、単なる不快感では済まない深刻な問題を引き起こします。
炎症が悪化すると、黄色い膿が出現し、尿道や腎臓にまで炎症が波及することがあります。
発熱や排尿時痛などの全身症状を起こし、入院治療が必要になるケースも少なくありません。
繰り返す包皮炎により包皮が瘢痕化。包皮の弾性が失われ、以前は正常に剥けていた包皮が完全に剥けない真性包茎やカントン包茎(糖尿病性包茎)に進行してしまうリスクを有しています。
包皮の硬化や癒着により、性行為時の痛みや機能低下を招き、パートナーとの性生活にも大きな影響を与えてしまいます。
多くの医療機関で「糖尿病だから手術はできない」と断られた経験はありませんか?
しかし、糖尿病患者の包茎治療に豊富な経験を持つ美容形成外科なら、安全で効果的な治療が可能です。
一般的な包茎手術とは異なり、包皮炎を繰り返す糖尿病患者には当院の様な美容外科で行われる美容的外科技法が最も効果的です。
・理由
エーツークリニックでは以下のような糖尿病患者特有の配慮を行います
51歳男性の症例では、フォシーガ(前述のSGLT2阻害薬)服用中で繰り返す包皮炎に悩んでいました。
包茎主従により包皮炎が改善、性生活も快適に送れるようになりました。
手術から数週間後の抜糸時点で、痛みも炎症も完全に消失していました。抜糸は私の方から依頼しましたが、基本的に糸が溶けてなくなる為不要ではあるとの事でした
包茎手術は基本的に自費診療となりますが、長期間の薬物治療費や度重なる通院費用、そして何より日常生活の質の向上を考えれば、十分に価値のある治療投資といえるでしょう。
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