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Dr.ブログ

包茎手術後に
起こりやすいトラブルと
その対処法

はじめに

包茎手術は安全性の高い手術ですが外科的処置である以上、
術後にはいくつかの「想定内のトラブル」が起こることがあります。
大切なのは、「どんな症状がよくあるのか」を知り、万が一症状が出ても慌てずに正しく対処することです。
今回は、包茎手術後に起こりやすいトラブルとその対処法について、医師の視点から解説します。

術後によくある症状と経過

腫れ

最も多いのが「術後の腫れ」です。
特に翌日〜3日目にかけて腫れがピークとなるケースが多く、見た目に驚かれる患者様もいらっしゃいます。

対処法
  • ・冷却をする(直接氷を当てず、タオル越しに冷やす)
  • ・心臓より高い位置に保つよう意識する
  • ・1〜2週間で自然に改善することがほとんど
  • 出血

    軽度のにじみ出るような出血は、縫合部の自然な反応です。ただし、出血量が多い場合や持続する場合は注意が必要です。

    対処法
  • ・ガーゼで軽く圧迫止血を行う
  • ・大量に出る・止まらない場合はすぐにクリニックへ連絡
  • 内出血(青あざ)

    術後に陰茎の皮膚が紫色や黄色に変色することがあります。
    これは皮下出血による内出血で、自然に吸収されます。

    対処法
  • ・特別な処置は不要
  • ・1〜2週間で自然に改善
  • 痛み

    麻酔が切れたあとにズキズキとした痛みを感じることがあります。

    対処法
  • ・医師から処方された鎮痛薬を服用
  • ・術後72時間(約2~3日)でかなり軽減することが多い
  • 注意が必要なトラブル

    感染(化膿)

    まれに縫合部から膿が出たり、赤みや熱感を伴うことがあります。 これは感染症の兆候で、放置すると悪化する可能性があります。

    対処法
  • ・抗生物質の内服で改善が可能
  • ・自己判断で市販薬を使用せず、必ず医師に相談
  • 縫合部の開き

    性行為やマスターベーションを早期に再開した場合、縫合部が開くことがあります。

    対処法
  • ・必要に応じて再縫合が必要
  • ・術後4週間は性行為を控えることが最善の予防策
  • 仕上がりの不満
    (傷跡・ツートンカラー)

    包茎手術後によくある相談が「思っていた見た目と違った」というものです。 これは医療ミスではなく、皮膚の色調差や体質によって生じる自然な変化です。

    対処法
  • ・時間の経過で目立たなくなるケースが多い
  • ・必要に応じて修正手術が可能
  • トラブルを防ぐための
    ポイント

    清潔管理を徹底する

  • ・シャワーは翌日から可能。
    患部は石鹸で優しく洗い、清潔を保つ。
  • 指示通りに生活制限を守る

  • ・性行為・マスターベーションは4週間控える。
  • ・激しい運動や飲酒・喫煙も1週間は控える。
  • 指示通りに生活制限を守る

  • ・「これくらい大丈夫だろう」と自己判断せず、早めにクリニックへ連絡することで重症化を防げます。
  • よくあるご質問

  • Q. 腫れが強くて心配です。大丈夫ですか?
  • A. 術後数日間の腫れは自然な経過です。
    ただし、強い痛みや膿を伴う場合は感染の可能性があるため、医師に相談してください。

  • Q. 傷跡は残りますか?
  • A. 完全にゼロにはなりませんが、時間とともに薄くなり、数か月〜半年でほとんど目立たなくなります。

  • Q. 縫合部がつっぱる感じがします。
  • A. 回復過程でよくある症状です。通常は1か月程度で落ち着きます。
  • まとめ

    包茎手術後には、腫れ・出血・痛み・内出血といった軽度の症状が起こるのは自然なことです。
    一方で、感染や縫合部の開きといった注意が必要なトラブルもありますが、適切に対処すれば大きな問題にはなりません。

    大切なのは「想定内の症状」と「医師に相談すべき症状」を区別すること。
    当院では術後のフォロー体制を整え、患者様が安心して回復できるようサポートしています。

    包茎手術を検討されている方は、
    ぜひご相談ください。

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